
当店の魅力ってなんだろう
と、ふと考えてしまうことが度々あります。
コンセプト的にはフランス料理を基本にスペインとイタリア料理が楽しめる南欧料理とワインの店
そして、映画に纏わるコラボ料理が楽しめる店
オープン当初はトレトゥール(お惣菜) + パティスリー(お菓子) + ブティック(雑貨)を取り込んだアトリエをしたかったので店名もラトリエ(工房)にしたのもあります。
色んな挫折や失敗も多々ありましたが、2ヶ月後には7年目に突入しようとしています。
店のコンセプトやスタイルは店主によって様々ではありますが、私はヘンコな人間ですからありがちな店作りや生き方はしたくない
勿論、同業者がやらないことを同業者が望まないことをするのが私なのでしょう。従って個性なのかマニアックなのか人それぞれの解釈でいてくれて構いません。
五年間は大変でしたが、それでも当店の料理や空間を支持して下さるお客様が増えて行ったからこそ、まだまだ、上へ上へと走って行けるんです。
お陰様で少しずつ買い揃えて来た装飾品や什器も一通り納得のいくものになったと思っています。
後は、年内にカトラリーの補充とリネンですかね
さてさて、当店の拘りをもう一度、振り返ってみましょう。

ラトリエ ドゥ シャルロット
その名の通りシャルロットの工房
シャルロットはフランスの女優シャルロット・ゲンズブールから
最近は年に一度は日本でもシャルロットの映画が公開されますから店名と共にシャルロット・ゲンズブールの知名度は上がったと思っています。
店内には、彼女がデビューした『なまいきシャルロット』のメトロサイズの大きなポスターが貼ってありますが、もう彼女も40歳
けして、幼少好きな私ではありませんのでね

忘れちゃいけない、シャルロットの父 セルジュ ゲンズブールに母 ジェーン バーキン
も、溢れんばかりの装飾品がいっぱいあります。
きっと、セルジュのCDは世界中探してもこれだけの数を持っている人は少ないでしょうね
それだけ、セルジュは素晴らしい人物なのです。

このポートレートもフランスのデプレにあるアトリエで購入してきたもの
今では入り口のタペストリーなり、フランス好きにはたまらん店構えとなっています。

小さな個室
ここは小さいながらもちゃんとした製菓厨房
保健所の許可もとっています。
この厨房があるお陰でレストランでのテイクアウトが禁止されているケーキも販売出来るんです。
それに夏場、冬場の温度調整が難しいタルトなどの生地作りもここで悩むことなく思い通りの作業が出来ます。

最近ではテリーヌ作りもこの中での作業が多くなりました。
ある意味、メインのカウンターキッチンよりも設備に力を入れた空間でもあります。
ここが他店とは違う私の拘りですね

こんな感じでテリーヌやリエットもこの厨房で日々、生まれます。

ケーキに焼き菓子、そしてコンフィチュールと工房らしい愉しさが広がります。
レストラン以外にも是非、ご活用下さい。

旅好きな私ですからディスプレイも枠を越えて表現させてもらっています。
オリジナルTシャツや海外で買ってきた雑貨など日本で購入出来ないものを取り揃えています。
見ているだけでも十分に楽しめると思いますよ

さてさて、後半に突入です。
取り敢えず、気休めにお茶目でシャイなオーナーシェフを見てほっと一息して下さい。

真夜中
過ごしやすい気候になって来たのでしょうかね
子供たちも夜な夜な集まってきます。
この子たちも一息つきたいんでしょう。

食事の後にはグラッパで余暇を楽しんでもらいたいと私は考えています。
食前酒、食後酒も色んなジャンルのものがあらりますが、グラッパ 30種、マール 3種、デザートワイン 4種とかなりの種類があります。
この品数も他店では、きっとあり得ないでしょうね。
頻繁にオーダーされる食後酒ではありませんが、これだけ置いてある分、需要は結構あります。

「ここまで集めたよな」と思えるトイレ
一年前から今後これ以上、パワーアップすることがない予定です。
ここはここで確立した空間だと思うんでね
別空間として楽しんでもらえれば光栄です。

やっと、新顔ですよ
テリーヌ型、9本、かなり嵩張るんですよ
それにル・クルーゼやストウヴのテリーヌ型も絵になるしこの際、テリーヌもアピールして行けばいいのかと思った次第です。
そして、テリーヌ用のショーケースを購入
両面扉でスムーズに対応が出来るようにカウンターに置こうと
そうなるとこのショーケースとテリーヌ型の重さに対応出来るカウンターの修復
狭い店内が、益々狭く感じるでしょうが、きっと良い攻めが出来る筈です。

何でもない普通のショーケースにテリーヌ型がビッシリ計算されたように収納されました。
他店であれば、ドリンクやケーキなんかを入れるんでしょうが…
当店はテリーヌ尽くしでね

ディスプレイでフランスの何処かにありそうな表現力のあるショーケースになったと思います。
最近の私のブログを見てもお分かりのようにテリーヌを幅広く展開してしまったことは今後にどう影響していまうのかわかりませんが、よくお客様から「南欧料理って何処の料理?」 「イタリアンじゃ、パスタ?ピッツァ?」 「スパニッシュじゃあ、パエリア?」 「フレンチじゃあ、…」
ここでこれからは「当店にはエスプリが詰まったテリーヌを常備してます」と言えよう。
後戻りは出来ないしこの空間を大切に保って行きたい。

オープン当初とは店内もスタイルも随分と変わりまして毎年ちょくちょく自分の理想に近づけながらここに来て私の望む店になったのかと思います。
7周年に向けてこれからに向けてきっとこの投資や今までやってきたことが、料理に融合されればと願います。
まずは、10周年まで走りつづけますが、この店が、どうなっているのかは未知です。それでもお客様を飽きさせず自分らしさの一皿と経営を
あくまで誰がどうのこうの言おうと胸を張れるような人生を送って行きたいと思います。